Q&A
キーワード:基礎
1.事業内容
構造躯体等の劣化対策
- Q.
基礎高さが300mm以上400mm未満の際に用いる代替措置である「雨はね防止措置」とは何ですか。
- A.
軒・庇の出を900mm以上とすること、基礎外周に人工芝、芝、砂利等を敷設すること、雨樋が設置され適切な維持保全計画が定められている場合など、土台、外壁へ軒先から流下する水のはね返りを防止する措置をいいます。
耐震性
- Q.
昭和56年5月以前の住宅において筋かいを増やす必要が生じたが、ホールダウン金物で基礎への固定ができない。このような場合の対処方法が知りたい。
- A.
原則として、N値計算によりホールダウン金物を必要としない範囲で壁の補強を行うようにしてください。又は基礎からの固定を必要としない柱脚固定を行う金物が製品化されています。そのような製品の活用をご検討ください。
- Q.
無筋基礎の住宅において、耐震性を確保するための改修としてどのような手法が考えられるか。
- A.
次のいずれかの補強法によることが考えられます。
・平成17年国交省告示第566号に基づく補強(いわゆるツイン基礎補強)
・(一財)日本建築防災協会において、「住宅等防災技術評価制度」が実施されておりますので、当協会で評価を受けた技術を用いることが考えられます。下記のHPより評価を受けた技術を閲覧できます。
https://www.kenchiku-bosai.or.jp/evaluation/page-150/page-1090/