長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化
リフォーム推進事業

国立研究開発法人 建築研究所

公募概要【事前採択タイプ(安心R住宅)】

1.事業概要

長期優良住宅化リフォーム推進事業は、質の高い住宅ストックの形成及び子育てしやすい環境の整備、自然災害への対応を図るため、既存住宅の長寿命化や三世代同居など複数世帯の同居の実現に資するリフォームを推進することを目的として、リフォーム工事等の事業の実施に要する費用の一部について、国が支援する補助制度です。
「事前採択タイプ(安心R住宅)」とは、本事業の評価基準型、認定長期優良住宅型の要件に適合し、かつ、「安心R住宅」の標章を付与して流通されるものを対象とするものです。

2.主な事業要件

(1)「安心R住宅」制度の要件に適合し、「安心R住宅」の標章を付与して流通される既存住宅であること。
(2)リフォーム後の住宅性能について、本事業の評価基準型、認定長期優良住宅型のいずれかに適合すること。
(3)対象となる住戸の規模について、一定の基準に適合するものであること。
(4)リフォーム工事着手前にインスペクションを実施すること。また、インスペクションにおいて判明した劣化事象については、リフォーム時に補修を行うか、維持保全計画に劣化事象の点検・補修等の対応方法とその実施時期を明記すること。
(5)本事業のリフォーム工事の履歴と維持保全計画を作成すること。
(6)令和6年12月23日(月)までに交付申請を行い、令和7年2月21日(金)までに完了実績報告書の提出ができるものであること。

3.補助対象費用

リフォーム工事に係る補助額
a)特定性能向上リフォーム工事費
・評価基準等に適合させるための性能向上を図るリフォーム工事及びその附帯工事(原則として適合していない状態から適合状態へのリフォームを対象とする。)
b)その他性能向上リフォーム工事費
・a)以外の工事であって、住宅の性能向上に資するリフォーム工事及びその附帯工事
c)三世代同居対応改修工事
・複数世帯が同居しやすい住宅とするため、調理室等(調理室、浴室、便所又は玄関)を増設する工事(箇所数を増やす工事)及びその附帯工事。
d)子育て世帯向け改修工事
・若者・子育て世帯が育児のために行う工事及びその附帯工事。
e)防災・レジリエンス性向上工事
・自然災害に対応するための改修工事及びその付帯工事。

(2)インスペクション等に係る補助額
①リフォーム工事に先立って行う既存住宅のインスペクションの費用
②リフォーム工事の履歴情報、維持保全計画の作成に要する費用
③リフォーム瑕疵保険(大規模修繕工事瑕疵保険を含む)の保険料(検査料を含む)

4.補助率・上限

・補助率:1/3(「3.補助対象費用」の1/3について国が支援)
・上 限:評価基準型の場合:80万円/戸
認定長期優良住宅型の場合:160万円/戸
※ただし、三世代同居対応改修工事、若者・子育て世帯が改修工事を実施する場合、又は既存住宅を購入し改修工事を実施する場合は、50万円/戸を上限に加算
(複数の条件に適合しても、加算は50万円/戸が上限)

5.提案者

・「安心R住宅」の標章を付与することができるものとして国土交通省に登録された「特定既存住宅情報提供事業者団体」

6.公募期間

・令和6年4月15日(月)~令和6年5月31日(金)


詳しい募集内容については、募集要領をご覧下さい。


※「安心R住宅」については、下記ホームページを参照ください。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000038.html